2021年4月12日
クリエーション・ラボ始まりました
アドベンチャークリエーションチームメンバーによるコラムです。
writer:小澤新也
writer:小澤新也
-
クリエーション・ラボ
adc(アドベンチャークリエーション部門)では、今年から「クリエーション・ラボ」を始めました。
「クリエーション・ラボ」では、アドベンチャー施設に関わることを一人ひとりが興味や関心を持つことから始めました。
それぞれが自分の興味のある分野について調べたり、考えたりすることで私たちの大切にしているものがより形になっていく場になるといいなと思っています。
今回は言い出しっぺの私からラボへの思いを書こうと思います。
-
常に動いていく
-
私には常に進化していきたいという思いがあります。過去のものでも、いいと思うものは残していきますが、だからと言ってずっとそのままでいいのかという気持ちを常に持っています。
がらっと新しいものに変えるのではなそくて、今までのものを大事に継承しながら、どうマッチさせていくかを考えつつ、常に新しいものを探し続けていきたいんです。
新しいものを考えること、つくることは気力もいるけれど、実行することは簡単だと思うんです。その中で、過去のものと新しいものをいかに融合させるかというのが一番難しいけれど、でも一番楽しい瞬間ではないかなと思っています。
-
アドベンチャーへの想い
-
子どもから、「お父さんはどんな仕事をしているの?」ときかれることがありました。そのときになんて伝えたらいいんだろうと思い、しっかりとした回答ができなかったことがありました。
自分の中の理想は「エアリアルパークつくってんの?!いいな!!」と自分の子どもやその友達に言って欲しい。そういうことを強く思い始めたときから、エアリアルパークやアドベンチャーにすごく執着するようになった感じがあります。
もっといろいろな人に体験してもらうためには、PAJからもっと発信していかないといけないし、いろいろなところにコースをつくっていきたい。
でもただ単にコースをつくっていくだけだと面白くないから、いかに「PAJらしいアドベンチャー」を感じてもらえるコースがつくれるか、よりよくしていけるかを考えています。
-
コースの中のPAJらしさとは
-
いまの時点では実は「PAJらしさ」はあまり表れていないんじゃないかと思います。
「PAJらしさ」というのは、「自分たちはこれを大事に守っていきたい」という思いです。
内側だけの満足度で物事をつくったり、進めていっていないか、自分たちに問い直すことが大切だと思います。
自己満足にならず、もっともっと「PAJらしさ」が外側に出ていけば、きっと私達の仕事でのあり方が変わっていきます。でもそれがまだ表に出て行ってない部分があるのではと思っています。
-
一人ひとりの想いを強めていく
-
もっとコースに対する想いがなければいけないと思いますが、その想いがまだ統一できていません。 一人ひとりが、「PAJが進めていくべきアドベンチャーとは?」ということを、みんなで共通認識を持てていない気がします。
「アドベンチャーパークやジップラインをつくりたい」という、モノをつくることだけで動かず、もっともっと、「PAJがなんでアドベンチャー施設をつくっているんだろう?」ということに対する想いを認識することで、新たなPAJらしさや、PAJがつくるアドベンチャー施設を発信できるんじゃないかなと思っています。
それをやっていくためには、一人ひとりがしっかりと自分の思いを考えて、出し合っていく必要があります。その考えや思いが合っているとか間違っているとかではなく、普段から話せるような状況をつくっていきたいです。
一人ひとりが自分のアドベンチャー観を伝えられる場を、つくっていけたらいいなと思います。