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2020年10月26日

那須の森の空中アスレチック『NOZARU』

那須の森の空中アスレチック『NOZARU』

【特長】

オープン:2017年
2017年に施工し、2018年3月に増設したコースです。PAJ施工のアドベンチャーパークでは日本一エレメント数が多いコースです。
「ノザル」(一般、ファミリー向け)は7コース66エレメント、「子ザル」(キッズ)は5コース、29エレメントあります。
対象:ノザル:身長130cm以上、子ザル:小学生以下

【NOZARUの魅力】

プロジェクトアドベンチャージャパン(PAJ)は、森全体を活用した新しいアドベンチャーパーク『NOZARU』を施工しました。敷地内のあちらこちらにコースが点在していて広大なコースになっているのが魅力です。 今までのアドベンチャーパークの多くは限られたエリアにぎゅっとエレメントを配置することが多かったのですが、『NOZARU』では広大な敷地を活かしてコースを設計しました。 『NOZARU』は、「ノザル」と「子ザル」にわかれています。コース数が多いので次々とクリアしていって、これでもかというくらい思い切り挑戦してほしいです。 「ノザル」にはゴールエレメントに「クイックジャンプ」を初めて導入しました。今までのコースでは、ゴールはジップラインが多かったのですが、クライアントも面白そうだと言ってくれて導入することができました。「ゴール=ジップライン」と限定せずにこれからもどんどん新しい試みをしていきたいですね。 『NOZARU』は天然木を使ってコースをつくっています。今までは施工や管理のしやすさから枝を切っていましたが、今回は造園屋さんと相談をしてなるべく枝を残そうということになりました。このためエレメントデッキ上に出る枝もあえて残しているので、枝を乗り越えて進んでいったりしてほしいです。歩きやすさよりも自然の中にあることを重視しています。


【施工ストーリー】

エレメント数が多く敷地も広いので、いつもなら1〜2日の工程で終わる作業に1週間かかる、スタッフ間の意思疎通が取りにくいなどの大変がありました。一方でたくさんのエレメントをどんどんつくることができる面白さがありました。 レイアウトを決める段階では、これからつくるコースのストーリーを考えます。例えば、一番目のエレメントは誰でも前に出て挑戦できるような簡単なものにして、だんだん難しくしていきます。最後の方で一番目と同じエレメントを配置して、「あれ?!あの時は怖かったのに、今は簡単にできるようになっている!」と思ってもらえるようにしました。 アドベンチャーパークはレジャー施設ですが、プロジェクトアドベンチャーが大切にしている「体験から学ぶ」という精神に基づいて設計しています。エレメントのレイアウトとはひとつの物語をつくるようなものです。


コース情報

那須の森の空中アスレチック『NOZARU』 https://nozaru.net/




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