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インタビュー

インタビューvol.15 津村俊充さん「自分らしく共に生きることを探求する」

人は「変化させよう」として変化させられるものではなく、自分やグループ、チーム、組織がよりよくなりたいと思い、どうすればそうなるかを探求する結果として変化するんです。だから「変わる」とか「変わらせる」ということを目的にするのはやめましょうと私はいろいろなところで叫んでいます。

インタビュー

インタビューvol.14 西澤真樹子さん「博物館でわくわくを生む」

博物館にいる人にはそれぞれの特技や専門分野があります。私も何か得意分野がないと居づらいなと思っているときに、大量の骨を仕分けする中で、哺乳類なら大体の見当をつけられるようになってきました。博物館のために働けて自分も勉強でき、何より骨の形は面白くてハマりました。

インタビュー

インタビューvol. 12 国重浩一さん「『生きる』をきく」

「詳細をきく」というとその問題がどういうものかを細かくきくというのが通常の理解です。でもそういうきき方をするとその問題はどんどん大きくなるだけなんです。でもナラティブにおいての「詳細をきく」とは、「その問題とその人の関係性」をきいていくということなんです。

エッセイ

たとえどうしようもない運命のもとに生まれたとしても

スペインから帰って、レールの世界から降りたような感覚はまだ続いていた。2週間空けていた家の床にはうっすらとホコリが積もっていた。前とは違う身体感覚。思考の仕方もどこか違うような気がした。
だが、レールの世界から降りている世の中の価値基準から解放されたような感覚は長くは続かなかった。

インタビュー

インタビューvol. 10 副島賢和さん「安心・安全を子どもたちに」

ここは子どもを「子どもに戻す」ことをやっている場所です。入院や病気は子どもたちからいろいろなものを奪います。それはたとえ1日の入院であったとしても、安全感や自主性、仲間や保護者との関係も、自由や時間も奪います。何よりもあの子たちの中の自尊感情が下がっていきます。それが病気や入院治療が子どもたちにもたらす痛みや苦しみだと思うんですね。

エッセイ

僕はレールがあるという世界から降りてみようと思った

こう生きるべきという呪縛から離れることは怖いかもしれない。  
          
ただ、それぞれの人たちが異なる思いを持って行う人生の巡礼は、怖かろうが怖くなかろうが、すべての人に開かれていて、ただ自分から湧き上がってくるものを大切にすることでなし得るものなのだ。

インタビュー

インタビューvol.9 佐々木薫さん「本質をみる」

「ファシリテーター」という言葉を使わなければいけないこと自体が異常事態なんです。思い起こせば子どものときに近所におっちゃんがいて、「あのおっちゃんがいると何か知らないけどみんなニコニコして丸く収まるんだよね」というような人がいたんですよ。きっといたし、今でもいるんだと思うんです。