「PANZAてんしばイーナ」オープニングスタッフのすい(木下真穂)は、2020年4月にアルバイト社員から契約社員になりました。いままでとこれからのすいの意気込みとは。
PANZAてんしばイーナオープン!
昨年11月に「PANZAてんしばイーナ」がオープンして、半年経ちました。マニュアルが全部決まっているわけではなかったので、みんなでやりながら作ってきた感じでした。
みんなで考えながら、オペレーションを改善したり、木の看板などの施設備品を作ったりしました。私は接客も好きですが、ものを作るのも大好きなので、自分の長所を生かせているなと思います。POPを描くのも楽しいです。写真の看板やPOPはPANZAスタッフのみんながつくったものです。
今年3月までは観光系の専門学校に通いながら土日にPANZAでアルバイトをしていました。土日のみだったので、自分で何かを変えるというよりは、みんなが改善してくれたことに積極的についていくという感じでしたが、これからはもっといろいろなことをしていきたいです。
USJでアルバイトをしていたこともあるので、そこで学んだことをここでも生かせたらと思っています。例えば、ハーネスを片付けるときも、ゲストを見ながら作業したり、ゲストになるべく背中を見せないように心がけています。
レジャー施設は見た目も大事なので、ハーネスがかかっている場所をきちんと整理したりするためのスタッフへの声掛けなどを意識しています。施設の整頓はすごく気になるので、きれいに維持していこうと思っています。
契約社員になってからの変化
卒業後はもともとアルバイトをしていた別のテーマパークで働くことも考えましたが、人生は長いし、やるんだったら新しいことをやりたいと思って新規事業としてスタートするPANZAを選びました。
この4月にアルバイトから契約社員になって、自分は何か変わるのかなと思っていました。いざ契約社員になってみると、いままで正社員の人たちが裏でいろいろやってくれていたのだということが見えてきました。
「正社員の人は現場になかなか出てこない」と言うアルバイトの人もいますが、実際に自分が契約社員になって正社員の仕事を見ていると、これは現場に出ている時間はとれないなと思います。
自分もアルバイトだったので、そういう気持ちもわかります。今後はそういう部分を中和していく存在になっていきたいです。契約社員になったので、いままで以上にしっかりやらないといけないなと不安もあります。
人に嫌われる勇気
専門学校の先生が「人に嫌われる」ということを話してくれたことがありました。それをいま、人生の目標にしています。
先生は「何か言ったことで離れていく人はその程度だったと思えばいいし、それでもついてきてくれる人はいるから、もっと人に嫌われる勇気を持ちなさい」と言っていました。
何かを言って嫌われるのはすごく怖いし、戸惑いもあります。でも、よい方につなげていくには、嫌われることを恐れずに、やっていかないといけないと思いますし、契約社員という立場になったのだから、そういう部分でも頑張っていきたいと思います。
具体的なかたちに
よく「話すの好きやろ」と言われるのですが、どちらかというときく方が好きです。だからスタッフの意見をたくさんききたいなと思っています。
話すのは緊張します。1対1ならいいんですけど、それを誰かがきいているとなると緊張してしまいます。
PANZAでは提案をすると賛同してくれるので嬉しいです。何か提案すると「それいーやん、やってみよー!」と言ってもらえて、どんどんやってもいいんだと思わせてくれます。
新しいことをどんどんやりたいのですが、それを発信していくのは難しいです。やりたいことはあるのですが、具体的に詰めていくのが苦手です。ここはもっとできるようになっていきたいです。踊るのが大好きなので、スタッフがいきなり踊りだす「フラッシュモブ」などもやってみたいですね!
これから
私はいい意味でも悪い意味でも怖いもの知らずなんです。ちょっとでも気になったら「失敗してもいいから、いったんやってみよう!」というノリと勢いがあります。不安になっても、間違ったり失敗しても、「ま、いいか!」と思って進んでいけるタイプです(笑)
一年後は、自分に自信を持っていたいです。いまは「こうでいいんですか?」とききながらやっていますが、自信を持って「こうやっていきますね!」と言えるようになっていたいです。自分で考えて自分で進めていけるようになりたいです。
(20200415)
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