オープニングからPANZAてんしばイーナで働く、たにぐ(谷口智哉)は今春、アルバイトから契約社員になりました。仕事内容が変化し、学びの日々です。
ゲストとの距離の近さが魅力
前の仕事が製造業であまり人と関わることがなかったので、アドベンチャー施設はゲストとの距離も近そうだなと思い、興味を持ちました。コンビニのバイトをしたことはありましたが、こんなに距離が近い接客は初めてです。
最初は緊張して、ゲストと何をどうやって話せばいいのか戸惑いました。
「ゲスト」という概念に囚われていましたが、途中から友達と話す感じで話してみたら、ゲストも快く話してくれて、そこからはだいぶ話せるようになりました。
ハーネスを着けるところからゲストとのコミュニケーションが始まります。何気ない会話をしながらハーネスを着けますが、アクティビティから帰ってきたときに、「登れました!」「怖かったけど、できました!」と言ってくれるのが嬉しいです!
できないと思っていたことができる場所
PANZAの面白いところは、最初は自信がなかった人が歩けたり、登れたりするところです。「できないと思っていたことができた」という喜びが生まれます。
僕も最初は高所恐怖症でした。高いところが怖くて…。でもやってみたらできたという経験をしました。そういうことがわかるのが、この施設の一番のよさです。だから子どもにも大人にも体験してもらいたいです。
最速記録保持者!
「ノボルン!」の「スピードウォール」というアクティビティでは、僕が現スタッフの中で、2秒25の最速記録を持っています。でも以前いたスタッフが2秒08という記録を持っていたので、いまはその記録更新を狙っています!
記録は施設内に掲示してあるので、子どものゲストに「この人、記録持っている人だ!」と言われることもあって嬉しいです。
いまゲストの方の記録が0.2秒差くらいまで来ているので、記録保持が危うくなってきました…。僕もがんばります!
全体を見渡したオペレーション
僕は「ソラルン!」のオペレーションが好きです。ソラルン!は、全体を見て考えながら行動しないといけないところが働いていて楽しいです。
誰がどこで何を担当するのかを、その時間帯にいるスタッフ間で話し合う時間が好きです。ちゃんと話さないとスタッフの目が届いていないところが出てきてしまいます。またスタッフがひとりレスキューに出ると、他のポジションに負担がかかるので、全体のバランスを保つのが大切ですね。
以前、中学生の団体が「ソラルン!」に来てくれました。僕はソラルン!の高い位置を担当していました。次々にあがってくる中学生と話すのがとても楽しかったです。
中学生がとても楽しそうだったり、一番平気そうに見える子が「ほんまに怖いです…」と言いながらがんばっていたりしていたのが印象的でした。
アルバイトから契約社員に
ゲストが学んだり、楽しんで帰ってもらえるのがすごく嬉しくて、この仕事をバイトだけで終わらせるのはイヤだなと思って契約社員を希望しました。この仕事をもっと自分のなかで煮詰めていきいたなと思っています。
契約社員になって変わったことは、パソコンに向かう時間が増えました(笑)。あとはメモの量ですね。
物覚えが悪いので、メモを一生懸命取っています。でもあとで見返したときに、「あれ?何を書いたんやろ?」と思うこともあって…(笑)。そのときはわかったつもりでいるのに、あとで見てわからなくなったりしてしまうこともあります。
いまはパソコンの前にいることが多いですが、慣れてきたら現場に戻る時間も長くなると思います。苦手なこともありますが、でもその変化を楽しめています。デスクワークもやり始めて、視野が広がった気がします。
いまは覚えることでいっぱいいっぱいな感じです。契約社員になって半月くらいですが、ひと握りくらいしか覚えられていないですね。とりあえずは基礎的なことから覚えていきたいです。
PANZAてんしばチームの仲間たち
PANZAてんしばは、めちゃくちゃ仲がいいです。こんなに仲のいいところはないと思いますし、働きやすいです。
PANZAのよさは自分から発信したことを実行できるところだと思っています。だからもっとみんなの中にある、あれをしたい、これをしてみたいを出せるようになるといいなと思います。いろいろ考えている人はいると思いますが、いまはまだ実行に移してくれる人がいないので、もっと意見が出やすいようにしたいです。
みんながやりたいことや、「これはもっとこうしたらいいんじゃない?」ということを言ってくれるようになったら、PANZAてんしばはもっとよくなると思います。
この一年の目標
とりあえず最初の3ヶ月くらいで、ある程度のデスクワークを覚えたいです。そして他のPANZA(沖縄、ぎふ、宮沢湖)とどんどん交流したいです。
僕の長所は、接しやすさかなと思うので、誰でも意見を言ってくれるような存在になりたいです。接しやすさを生かして、PANZAてんしば以外のスタッフともいろいろ話していき、他のPANZAとの中継役もできたらと思います。PANZAのスタッフがお互いの施設を行き来する人事交流もできたらいいなと思います。
(20210414)