Case06.奥多摩町立奥多摩中学校
実施概要
例年、近隣のロープスコースでプロジェクトアドベンチャー(PA)を体験いただいていましたが、新型コロナウイルスの影響で移動に制限が生じたため、学校へファシリテーターを派遣してプログラムを行いました。
学校名 | 奥多摩町立奥多摩中学校 |
対象 | 中学1年生 1クラス 中学2年生 1クラス |
目的 | PAの体験を通して、協働学習の進め方を学ぶ |
場所 | 校庭 |
時間 | 3時間(9:00~12:00) |
実施の時期が10月でクラスの関係構築ができていることから、普段のコミュニケーションから一歩踏み出す体験を生み出すために、2学年合同でプログラムを実施しました。他学年との活動が刺激となり、生徒の普段と違った一面が見られるプログラムとなりました。
生徒の声
クラスの人や、2年生の先輩たちと上手く関わって一緒に課題に取り組めた。いろいろな人たちと会話ができたし、仲が深まりました。
自分の力で行動することも大切だが、周りの人の力を借りることも大切だと思った。
人と協力するのは難しいと感じました。どんな人とでも協力できるような人になりたいと思いました。
自分と学年が違っても仲良く楽しく何かを一緒に達成できたから、そこを今後に生かしていきたい。
みんなと協力していけば、さらなる新しい答えが見つかるということを学びました。
一定の人とだけ協働せずに、どんな相手でもコミュニケーションをとったり、自分の意見などをしっかり伝えたりするようにしたい。
スケジュール
時間 | 狙い | 活動内容 | 活動単位 |
9:00 | 10:30 | 互いに楽しむ雰囲気を作る | アイスブレイク ・色々な仲間と関わりあう ・お互いの共通点や相違点を知る | 1・2年生合同で、ペアや3〜4人などグループを組み替えながら活動を実施 |
10:30 | 11:50 | 課題解決を通して、協調性、主体性を高める | 課題解決グループワーク ・グループで協力しながら課題を解決する。 | 学年ごとの活動と、1・2年生合同の活動を実施 |
11:50 | 12:00 | 活動で得た学びを日常につなげる | ふりかえり ・体験で得た学びを言語化する。 |
※プログラム実施後に、別途クラスで時間をとってふりかえりを行っていただきました。